藤堂工業株式会社

業種
製造業
 
 
金型から大量生産までを担う、プレス加工のエキスパート企業『藤堂工業』


 滑川市の工業団地内に複数の工場を構える『藤堂工業』は、ベアリング用保持器やシールド板、マニュアル自動車用調心クラッチなど、高い精度が要される金属部品を生産する“プレス加工”のエキスパート企業です。1962年の創業以来、製品の試作開発から金型製作、量産までを一貫して担ってきました。プロジェクトに合わせて製造拠点を拡充し、最新設備の建屋を続々と建設してきた流れから、現在の圧倒的なスケールへと成長を遂げています。ちなみに、2019年度の売上高は約29億円とのこと。

 2030年をメドとした“ガソリン車廃絶”へ世の中が向かう中で、現在、製造の約半分を自動車関連部品が占める『藤堂工業』にとって今が大きな転換期であり、新たなニーズ創出のチャンスだと見据える常務取締役経営企画室長の飯野修さん。60年近くにわたりブラッシュアップを重ねてきた唯一無二かつ高精度な金属加工技術がさらに求められるようになる、と確信を抱いているとのこと。10年後の“主役”になりうる就活生には、「限られた学生生活を、何かに没頭して過ごし、そこで身に着けた集中力を仕事に活かしてほしい」と熱いメッセージを送ります。

 そんな未来の担い手として大きな期待を背負い、2020年に入社した一人が、製造部第5工作課第1グループに所属する細岡朋晃さん(22)です。地元大学を経て新卒入社した彼ですが、もともとの専攻は「経営情報」と完全な文系男子。中学時代の通学路に『藤堂工業』があったことからふんわりと興味を抱き、大学2年時のインターンシップで実際に体験したことで完全にモノづくりの虜になり、方向転換したのだとか。現在は「先輩になんでも教えてもらえます」という好環境のもと、自動車部品の製造部門のプレスオペレーターとして着実な経験を積んでいます。

 『藤堂工業』にしかない魅力を、「無駄や無理を効率的に排した工程です」と語る細岡さんは、もはやすっかり理系脳。主力事業の一工程を任される現在は、「自分にできる改善はないか」と日々模索を楽しんでいる様子です。

 『藤堂工業』が得意とする「摩擦技術」を英訳すると「Tribology」。常に「Try」を重ね、磨き上げてきた会社の歴史や細岡さんたち社員の今の姿がこの言葉に重なります。これから大きなうねりとなって現れる製造業全体の大きな転換に向け、独自路線で培ってきたモノづくりとヒトづくりのポテンシャルをより発揮するであろう『藤堂工業』の未来は、より明るく、より刺激的なものになることは確定路線。10年後の細岡さんも歴史の目撃者…むしろ当事者になっているかもしれません。


<メッセージ>
高校生活に比べ、社会人生活は10倍以上の長さですが、短期間で何かに没頭した経験が強い武器になります。弊社の主軸の自動車産業も転換期。このチャンスの波に乗りましょう!
― 常務取締役経営企画室長 飯野 修

会社データ

代表者
代表取締役社長 藤堂 利一
事業内容
プレス部品・樹脂成型部品製造(自動車用、軸受用他)・プレス金型設計、製造、販売
本社所在地
滑川市上島838番地
従業員数
168名
連絡先
076-475-1010
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