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株式会社日産サティオ富山

日々の喜びが積み重なり
大きくなっていく

採用担当者が親身になってくれた

 カーライフアドバイザーとは、いわゆる車の営業マン。しかし「車を売ること」だけでなく、車の整備や自動車保険の案内など、お客様のカーライフをトータルサポートするのが仕事だ。
 日産サティオ富山でカーライフアドバイザーとして働く吉澤良祐さんは、新卒入社してもうすぐ3年が経つ。

 「人と喋るのが好き」と話す吉澤さん。大学時代は業界を問わず、営業職志望で就職活動をしていた。同社との出会いは、富山県内で開催された合同企業説明会。当時の採用担当者に声をかけられ、後日個別説明会にも足を運んだ。そこで自分と年の近い先輩社員が「お客様から『ありがとう』と直接言ってもらえる」と話しているのを聞いて、「いい仕事だと思った」と吉澤さん。
 内定した後も、同時に選考が進んでいた企業の選考結果が出るまで、内定承諾の返事を待っていてくれたという同社。自分の決断を尊重してくれる採用担当者に心を動かされ、入社を決意した。

 入社後は地元である高岡南店に配属。車の知識はほぼゼロからのスタートだった。入社後の研修や先輩たちのサポートもあり、少しずつ専門用語を覚えてきた。お客様とはメールや電話で細やかなコミュニケーションをとり、関係を深めている最中だ。
 「車は日々進化しているので、毎日が勉強です。今は先輩から引き継いだお客様も多いので、まずはお客様の顔と名前を一致させて、自分のことも認知していただけるように努力しています」

爽やかな笑顔と親しみやすい口調で、カーライフの提案をする吉澤さん。
爽やかな笑顔と親しみやすい口調で、カーライフの提案をする吉澤さん。

車を通して、周りの人に恩返しできる

 カーライフアドバイザーの仕事は、入社前と後ではいい意味でギャップがあったという。「営業は個人プレーだと思っていたのですが、チームプレーであることを知りました。店長や副店長、テクニカルアドバイザー、整備士など、店舗のスタッフ全員がワンチームになって、目標に向かって頑張っています」と吉澤さん。

 仕事をする上で大切にしているのは、自分本位にならず相手の立場に立つこと。家族構成や生活スタイル、車の使用頻度などを聞いた上で、お客様と同じ目線で話すことを心がけているという。
 「車に乗るのも、お金を払うのもお客様ですから。『ずっと軽四に乗っていたけど、実はSUVに興味がある』など、お客様がなかなか言い出せない『実は』思っていることを聞き出せると、成約に結びつくことが多いです」

 私たちの生活と密接に関わる車を扱うからこそ、仕事でやりがいを感じられる瞬間も多い。その一つが、これまでの人生で関わってきた人に、車を通して恩返しできたときだ。
 「学生のときに部活の送迎をしてもらったり、ご飯に連れて行ってもらったりとお世話になった先輩のお母さんが日産の車に乗っていて、アクシデントが起きたときに直接連絡をもらってすぐに駆けつけました。その後の対応も懸命にさせていただき、結果的に新車をご購入いただいたのですが、車の販売を通して少し恩返しできたかなと思います。今後のアフターフォローでも恩返しが出来ればと思っています」
 ほかにもお客様から友人や知人にご紹介いただいたときや、新車購入を迷っている方の後押しができたときなど。仕事の喜びは日々積み重なり、大きくなっている。

チャレンジできる環境がモチベーションに

 そんな吉澤さんの目標は、お客様から信頼される営業マンになり、店舗のエースを張ること。店長からも「いずれこの店舗を率いる存在になる」と期待されている。

 プレッシャーも大きいなか、日々のモチベーションになっているのが、仲間に誘われて始めたYoutubeだ。日産サティオ富山のYouTubeチャンネルでは、カーライフアドバイザーや整備士など、スタッフがそれぞれの視点で車を紹介する動画を投稿。吉澤さん自身も「ヨッシー」という愛称で登場していて、人気の動画は再生回数が16万回を超えるものもある。

 「この会社の好きなところは、自分なりにやってみたいことやチャレンジしたいことを自由にやらせてくれるところ。Youtubeチャンネルを開設してもうすぐ一年になりますが、撮影から編集まで、すべて自分たちで行っています。いずれYouTubeを見て『吉澤さんに車のことを任せたい』というお客様が現れたら嬉しいですね」
 それぞれがやりたいことを、みんなの力で実現させていく。吉澤さんは周囲の環境に感謝しながら、自分の目標に向かって歩んでいく。