夏のインターンシップもそろそろスタート!

皆さん、こんにちは。

「Kinet」就活アドバイザーをしている合同会社ハピオブの島田です。

 

先日、Kinetの主催で「お菓子な企業交流会」が開催されました。

学生と企業がお菓子を食べながら交流をする新企画でした。

私もセミナーを担当するために参加させていただきました。

皆さんが楽しそうにお話していたのが印象的でした。

 

さて、就職活動は6月から「本選考」がスタートしますが、

インターンシップの募集も6月から順次スタートします。

最近では学年指定なしのインターンシップも増えています。

 

今回は「インターンシップのために準備すること」についてお届けします。

先日の企業交流会で話した富山の魅力も少しだけお伝えします。

インターンシップとは

 「インターンシップ(Internship)」は、「就業体験」「仕事の経験を積む期間」という意味を持つ英単語です。

社会に出る前に仕事の場を体験してみることで、実際に社会で働くイメージを具体化することができます。

 学生の多くは、自分の興味のある業界や企業のインターンシップに申し込み、数日間のインターンシップを実施します。

最近ではワンデー(1日)のインターンシップも実施されており、会社説明会(就業体験がない)スタイルも増えているので、実際に参加するインターンシップがどんな内容なのか?もチェックしておく必要があります。

 大手人材広告会社の調査などによれば、約8割の大学生が、大学3年生まで間にインターンシップに参加したことがあるそうです。

この記事を読んでいるあなたも、きっとインターンシップに興味を持っていると思います。

では、どんな準備が必要なのか。私がオススメする準備は以下の3つです。

 

① 自己分析(自分の強みを知る)

② 情報収集(地域環境を知る)

③ 第一印象を高める

① 自己分析(自分の強みを知る)

 就職活動も同じですが、インターンシップも「興味があるから参加する」のが前提になります。

ですので、なぜこの会社に興味があるのか?については言葉で説明できた方が良いです。

ただ、就職活動に比べると興味の度合いは低いケースが多いと思います。

 そのような場合は、「自分の強みや興味」に目を向けましょう。

自分がどんなことに興味を持ちやすくて、どんな強みを持っているのか。

それは本当に強みとして役に立つか?という視点でインターンシップに参加することは悪いことではありません。

自分の力を試すことも、インターンシップに参加するメリットのひとつです。

 自分で時間を設けて自己分析しても良いですし、友人や知人から自分自身についてヒアリングするのも良いでしょう。

ぜひインターンシップに応募する前に、自分と向き合ってみてください。

② 情報収集(地域環境を知る)

 インターンシップは「職場体験」ですが、実際に企業に出社したり、オンラインでミーティングに参加したりするケースもあります。

実践的なインターンシップであればあるほど、その企業で「どのように働けるか」を知ることができます。

 どんな会社にも「働く場所」があります。社員の方は自宅から会社まで何かしらの手段で通っています。

最近はリモートワークを取り入れている企業も増えていますが、富山県内でフルリモートを導入している企業はごくわずかです。

 「働く」とは、通勤も含まれます。遠足ではないですが、家に帰るまでが「働く」であると私は考えています。

通勤する際にどのような場所を通るのか。会社はどんな地域にあって、その地域にはどんなイベントがあるのか。

事前に情報収集しておくだけで、インターンシップの際に質問できる内容も増えます。

 働くを楽しむ方法は色々あります。ちなみに富山県は、通勤時間が全国的にも短い地域として有名で、東京の半分と言われています。

また、自然が豊かな土地柄なので、立山が見えやすい場所かどうか、通勤の際は太陽はどの位置にあるかなども、気にしてみると新しい発見があります。毎日通う会社だからこそ、幅広い視点から情報収集しましょう。

第一印象を高める

 インターンシップでは初めて出会う方がほとんどです。皆さんにとっても、会社の方にとっても、初日は特に緊張するでしょう。

皆さんは、「メラビアンの法則」を知っているでしょうか。

これはアメリカの心理学者が唱えた理論ですが、人の第一印象を決める割合について、画像の通りであると言っています。

 

 人の第一印象は、「目と耳」から入ってくるものがほとんどです。どれだけ話の内容のこだわっても、第一印象に占める割合は「7%」です。まずは外見(表情や仕草)について、自分の傾向を知りましょう。笑顔や仕草は練習すれば誰でも向上します。鏡で自分を見ながら、自分の印象は良いだろうか?について考えてみまししょう。

 また、「話のスピード」もとても重要です。口を大きく開けて、普段からスピードを意識して友人とコミュニケーションをとりましょう。

特に、インターンシップの初日などは緊張して会話が早くなってしまう人が多いです。普段の努力が人事や社員の方の好印象につながるので、ぜひ取り組んでもらえると嬉しいです。

 

<プロフィール>

合同会社ハピオブ共同代表兼CEO

島田 勝彰(しまだ・かつあき) 

 

組織開発コンサルタント。富山県生まれ。

富山大学人間発達科学部を卒業後、同大学職員を経て独立。

「主体性を育む場づくり」をテーマに企業や団体、

行政等の人材開発・組織開発・採用支援を行う。

短大や専門学校にて客員講師も務める。

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