皆さん、こんにちは!「Kinet」就活アドバイザーの島田です。
そろそろ、夏休みが終わりますね。
皆さんは、どんな夏を過ごされましたか?
先日(9/20)、「kinet cafe(第5回)」が開催されました。
今回のテーマは「秋からはじめるキャリアデザイン」でした。
今回の記事は、kinet cafeでもお話させていただきました
「価値観の重要性」についてお伝えします。
あなたは自分の価値観を、認識していますか?
周囲の友人や知人に、説明することはできますか?
秋といえば、「読書の秋」「勉強の秋」です。
ぜひ、自分の価値観を見つける時間を作りましょう!
本題の前に、まずは「キャリアデザイン」という言葉の意味についてお伝えします。
「キャリアデザイン」とは、社会にニーズから抽出した自分の役割を、自分なりに価値観や目標に置き換えることです。
そもそもキャリアとは、社会から求められているニーズ(主体性や柔軟性など)の中から自分が仕事に必要だと思う要素を抜き出すことです。刻々と変わり続ける現代社会では、仕事に対して求められる能力や役割も、頻繁に変わります。
また、どのようなニーズに応えていくのかは、人それぞれです。
その中で、設定した(与えられた)役割に、自分なりの価値観や目標を持つことはとても大切であり、社会の役割を自分の役割に置き換えることが「キャリアデザイン」です。
自分自身が、どのようなことに価値を感じて、行動を選択しているのか。
価値観とは、あなたの人生の基準となるような大切な指針です。
あなたは何気なく毎日を過ごしているかもしれませんが、ケンブリッジ大学の研究によれば、人間は1日に35,000回の決断をしていると言われています。その大半を自分の価値観に沿って選択できれば、「自分らしい人生が送れている」と言ってもいいでしょう。
自分の価値観を見つける方法は、いくつかあります。
私はキャリアの専門家として「価値観チェックカード」を使って、学生が自分に価値観気付く機会を提供しています。
実際に、今回のkinet cafeで参加者を対象にワークショップを行いました。
一般的に、価値観に関する研究は進んでおり、研究によって内容は異なりますが、価値観はいくつかの要素に分類されています。
自分の価値観がどの分類に当てはまるのか。就職活動を始める前に理解しておけるといいですね。
ちなみに、これまでにkinet cafeに参加してくれた学生には、価値観チェックカードを活用した個人ワークを希望者には提供しています。もし興味があれば、遠慮なく教えてくださいね!
暑さも和らぎ、大学生活も再開される秋。まずは夏休みに取り組んだことについて、久しぶりに会う友人にシェアしましょう。
頭の中に溜まっているもの言葉にしてアウトプットすることは、自己理解を進める上でも効果的な手法です。
夏休みの間にインターンシップに参加した学生も多いでしょう。
情報交換の機会を増やせば増やすほど、企業のことを理解できる機会にもなります。
自分と向き合う時間を作ることは、これから就職活動を始める学生には必ず求められます。
高い集中力で向き合わなければ、ついつい自分の意図しない方向に流されてしまうかもしれません。
自分の価値観を強く持つことも、とても大切になります。
明確な価値観まではいかずとも、自分にしっくりきそうな仮説を持つだけでも、毎日の過ごし方が変わります。
就職活動はどんどん早期化しており、大学3年生にとってはすでに就職活動期間と言ってもいいかもしれません。
今回の記事を読んで、一人でも多くの学生が自己分析(自分の価値観を見つける取り組み)を行なってくれると嬉しいです。